デザイン原則
全てのV.I.の前提となるデザイン表現における基本的な指針です。ビジュアル表現のばらつきによるブランドイメージの分散・毀損を防ぎブランドイメージ(おもしろいほうの未来へ。)を醸成するための一貫したビジュアル表現について規定します。
SIMPLE
デザイン原則は、「SIMPLE」がベースとなります。具体的には以下の5つの規定を守ることでauの世界観を体現していきます。これらがあらゆるauの表現の基本となります。
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1.
構成要素は極力少なくし、必要な情報のみに絞り込む
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2.
レイアウトは余白を十分にとる
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3.
書体は使用書体をできるかぎり統一する
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4.
写真は複雑なものは避けスッキリとした印象のものを使用する
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5.
カラーは極力統一された印象になるよう配慮する
OK例
NG例
NG例では、使用しているフォントの数や色の数が多く、デザインの構成要素や装飾が多すぎます。余白や行間も十分に取れておらず、原則の「SIMPLE」には合致していないと考えます。
メイン原則である「SIMPLE」に加え4つの付加価値をマッピングし、それぞれの価値を最大化できるデザイン規定を設けています。
付加価値のテイストは必ずしも単体しか取り入れることができない訳ではなく、マッピング上で隣り合う原則同士であればその幅の中で取り入れることができます。これにより「SIMPLE」の原則をベースに一貫性が保たれたデザインでありながら幅広いテイストに対応することができます。
デザイン原則に沿った
クリエイティブの制作方法
訴求したいサービスに近い以下の付加価値から1つもしくは2つ(マッピング上隣接するもの)を選び、デザイン原則である「SIMPLE」に加えることで幅広いクリエイティブの表現が可能です。
- メイン原則
- SIMPLE
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付加価値訴求イメージと規定
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CLEAN誠実さ、信頼性、社会性
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1.
レイアウトはなるべく規則性を意識してわかりやすくする
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2.
カラーは過度にカラフルな色彩は避け、より統一感を意識する
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3.
写真は極力明るい印象のものを使用し、暗いものは避ける
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1.
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ADVANCED先進性、未来感、新たな挑戦
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1.
レイアウトはメリハリをつけジャンプ率高めの表現を心がける
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2.
カラーはメリハリをつけグラデーション表現なども取り入れる
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3.
写真はコントラスト比の高い色のはっきりしたものを使用する
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1.
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PLAYFUL遊び心、嗜好性、アクティブ
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1.
レイアウトはランダム感を加え自由さを演出する
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2.
カラーは統一された中にビビッドな差し色などで遊びを加える
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3.
写真はおもしろいモチーフ、色彩、画角などを積極的に使用する
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1.
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FRIENDLY親近感、気軽さ、生活への溶け込み
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1.
レイアウトはよりシンプルにビジュアルをメインにする
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2.
カラーは強すぎる色彩は避け、安心感のあるトーンを心がける
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3.
写真は日常に寄り添った身近な印象のものをメインに使用する
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1.
当てはまる付加価値の数により、クリエイティブの制作方針を決定してください。
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制作方針
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1 1つあてはまる場合
訴求したいイメージを選んだら、どの程度の強さでクリエイティブにそのイメージを纏わせたいかを決定。
いずれのイメージを選択した場合でも、ベースとなる「SIMPLE」の規定5項目のうち、いずれか4項目は厳守すること。その上で選択したイメージの規定3項目から、纏わせたい印象の強さに合わせ1~3項目を適応。
選択したイメージを少しだけ感じさせたい場合は1項目、しっかりと認識して欲しい場合は2項目、強くイメージを表現したい場合は3項目というように調整を行う。適応する項目に優先順位はございません。
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2 2つあてはまる場合
訴求したいイメージが2つある場合、2つのイメージをそれぞれどのくらいの強さ、バランスで纏わせたいかを決定。
いずれのイメージを選択した場合でも、ベースとなる「SIMPLE」の規定5項目のうち、いずれか4項目は厳守すること。その上で選択したイメージの規定3項目から、纏わせたい印象の強さに合わせ1~2項目を適応。
選択した2つのイメージをそれぞれ同じくらい感じさせたい場合は両方の規定から1項目ずつ、どちらかに寄せて印象付けたい場合は印象を強めたい方を2項目、もう片方を1項目というように調整を行う。選択したイメージに記載してある規定3項目は、1がレイアウト、2がカラー、3が写真について記載しています。3つの規定のうちどの項目から適応させるかは任意ですが、ベースとなる「SIMPLE」以外、「FRIENDLYのレイアウト」と「CLEANのレイアウト」など同一対象の規定は両立できません。
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3 3つ以上、もしくは
どれも当てはまらない場合いずれのイメージもあてはまらない、あるいは3つ以上のイメージが包括されるような場合は「SIMPLE」のみを使用。